鈴木先生のアドバイス

アレルギーの病気に関して、この20年余りで、「どのような原因でおこるのか」「なぜ起こるのか」「どのようなことで悪化するのか」「治療法にはどんなものがあるか」「予防法はどうするか」など、かなりの部分が解明されてきました。その結果、アレルギーは多因子疾患、すなわち多くの因子が複雑にからまって病気に作用し、作り上げていることが分かってきました。実際に病気を持つ皆さんにどのような因子がカかわっているかを究明するためには、受診にあたって医師に、病気がいつから始まったのか、そのころの生活環境で病気に関係していることはないか、さらに病気がどのようなことで悪化しやすいか、などを話せるようにまとめておくと良いでしょう。

あわてないで、ゆっくり考えましょう。

医師は患者さんの話から、治療薬のみではなく、治療上、重要な改善ポイントを説明するでしょう。その話の中身から、家族間の協力体制、生活状況、経済面などを考慮して、可能な限り実施してくださればと思います。これが多因子が関係する病気にたいする治療の基本です。また薬物療法も病気の重さで異なりますが、状況によって多くの薬を組み合わせる治療となります。患者さんは、どれが自分にとって有効であったかを医師と情報交換し、適切な薬剤を選択していくことが必要となります。

現在の医療は百パーセントではありませんが、多くの補助療法があります。根気良く治療することが大切です。

最近、外来で、患者さんから多くの民間療法の関する質問を受けます。これらについては私は肯定も否定もしません。いまだ研究が不十分なため、その有効性が確認されない療法もあると考えるからです。使用される人が、十分説明を受け、納得して使われるならば、良いと思います。

シジュウムは多くの民間療法のなかでも、シジュウムが基礎的研究での有効性が認められている数少ない療法の一つだからです。使用の希望のあった患者さんの、一般治療の中でシジュウムを用い、いわゆる薬物を減量することができた症例を多数経験しましたので、その一部を学会などでも報告させていただきました。しかしシジュウムのような療法を取り入れるにあたって、一般の治療を基礎にすることを忘れてはいけません。またこのような治療法は一般の治療に比べ、効果判定に時間を要することが多いことを知っておいたほうがいいと思います。

私は最低2〜3ヶ月は、根気よく使用して判断するように患者さんに話しています。ただし複数の療法を同時にしないこと、さらにいつも見てもらっている医師に相談し、一般の治療とどのように併用していくかを相談することWお勧めします。

 多くの治療法のなかから、皆さんの症状に有効なものがきっと見つかるものと確信しております。

 

 

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シジュウムのOS