アトピービジネス?

世間では医療以外のアレルギー療法はアトピービジネスとして批判されています。確かに弱みに付け込んで、多額のお金を要求する悪徳まがいの療法もあります。しかし中には確かに実績を上げている療法もあることも事実です。鈴木先生のお話でもありますが、民間療法といわれるものには、いまだ研究が不十分なため有効性に対する評価もなかなか難しいところがあります。また薬と健康食品の線引きも難しいところがあります。日本ではイチョウの葉などは食品類ですが、欧米では医薬品として認可されており、国内でもハブ茶として表示した場合には食品ですが、これを決明子(ケツメイシ)として表示した場合には医薬品となるなど、どこまでが薬でどこまでが食品なのか、はっきりしていません。また新たに医薬品として認可をとるためには100億円かかるといわれています。こうなると例え有効性が確認されても、それを医薬品にすることはなかなかできることではありません。民間療法全てをアトピービジネスとして捉えてしまうことには、少し無理があると思います。漢方薬も薬として認められるまでは民間療法の一種になります。薬として認められると、今までの民間療法から医療に変わります。ここで紹介したシジュウムも厚生科学研究事業としても研究され、その研究成果を厚生労働省に報告された植物。いわゆる生薬です。しかしまだ医薬品ではありません。しかも医薬品として認可されるためには莫大な資金が必要です。その為、科学的、臨床的に研究されたものでも、医薬品ではないので、いわゆる民間療法の類にはなりますが、これをアトピービジネスとして取り上げられることには疑問を感じます。アレルギーの原因が多種多様であるだけに、それに対しどのような治療法があるかは、それを否定するのではなく、研究してみることが大切であると考えます。批判することは簡単です。しかしその場合はそれに変わる治療法がなければならないと思います。まず少しでも改善する方向にある療法であれば、まず試してみることが必要ではないでしょうか。それがとんでもなく高額なものでなければ、試す価値はあると思います。また薬の作用、副作用もしっかり説明をし、正しい知識を提供していくことで、使う側の人の薬にたいする考え方も世論に振り回されずに、上手に利用することができると思います。薬であれ民間療法であれ、それで改善するのであれば、それはその人にとって最も有効な手段であると言えます。

私たちは温泉療法、海水療法など多くの療法で健康的になれるのであれば、その人にとって、その療法は最善であると考えます。